
【完成】直売所の外壁が仕上がりました!
皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
すっかり春になりましたね。暖かくて作業中上着を脱ぐ回数も増え、葡萄の芽もぷっくり膨らんできました。忙しくなるな~が最近の私たちの口癖です(笑)
そして葡萄のふくおかがある愛知県日進市ではあちこちで桜が咲いており、お花見する人を多く見かけます。皆さんはお花見しましたか?🌸🍡

さて、今回は…!
遂に完成した外壁についてご紹介したいと思います。2023年12月29日に投稿した、アーティストのYoh Nagao氏による「直売所壁画アート」。
冬マルシェの開始とともに始まった制作。約4ヶ月掛けて無事完成しました。
既に「通りがかって新しい壁見たよ!」と教えてくださるお客様もいらっしゃって、色んな反応を頂きます。
「ガラッと変わったね!」
「凄く目立つ!」
「カラフルで可愛い!」
などなど、ポジティブなものばかりで嬉しく感じています。
私たちももちろん満足しており、ポップでカラフルな直売所を見るたびに元気をもらっています😊

・一階部分
葡萄づくりに欠かせない自然、太陽・雨が大きく描かれています。
またぶどう農家と切っても切れない関係であるハサミ。(あ、うまいこと言っちゃいました)春夏秋冬1年間、ハサミを使わない作業はほとんどなく、種類を変えながら常に腰ベルトについています。
・一階から二階の間の部分
我が家では、葡萄のほかに柿・キウイ・ミカン・ゆず・八朔・りんご・さつまいも・ちょっと栗…と様々な作物を栽培しています。
そんなことを皆様に知ってもらえるような表現だなと思います。私は個人的にここの部分の絶妙なカラーリングとコロコロとした形がかわいいのがお気に入りです。
・二階部分
ハウス・防風林・タンク・家・雷…これは何かというと、愛知県豊田市御船町のぶどう畑です。我が家の葡萄は日進市と豊田市の2つの市で栽培しています。多くの人が集まるこの直売所で、普段は隠れている山奥にある御船の大きな畑を皆様にも感じていただけたら嬉しいです。
・東側側面
正面につながるようなデザイン。ジュースやジャム、焼き芋といった加工品にも力を入れていること。
骸骨は、生物のサイクルを表します。
動物やミミズ、微生物が畑には沢山生息し生活をしています。
畑にある有機物(小動物、昆虫、微生物、草や木、葉っぱ等)を食べることでフンをし無機化させていきます。
そのフンによって土が肥え、丈夫で健康な植物が育っていくのです。
そんな隠れたメッセージをアーティスト ヨウが表現しています。

この壁画は夜ライトアップも行っています!時間は日没から2時間程度です。
夜は絵がよりはっきりくっきり見えて、違った印象を受けます。ここを通りがかるかたがいらっしゃれば是非見ていってくださいね。
この壁画を通してYoh Nagao氏の愛犬サンダーのファンができたり、お散歩中や駅からの生き帰りの方、冬マルシェのお客様など、地域の皆様とのコミュニケーションが生まれました。
4か月間、間近でヨウさんの活動を見ることができて楽しかったです。アートは絵を描くだけじゃなく、コミュニケーションやつながり、経過も楽しめることなどの新たな発見ができました。
これからも長く愛されるようなお店になるための大事な材料になったと思います。この絵やヨウさんに引けを取らぬよう、葡萄づくりにさらに磨きをかけていきます。